(この記事は「ぶっぱなし」の定義について | 続雑記(仮)の転載です)
「ぶっぱなし」の定義って、きちんと考えると難しいですよね。
起き上がりに強鬼焼きをリバーサルで出すのがぶっぱなしなのはあまり異論がないと思います。
では、起き上がりに出す技がユリの屈みCだとどうでしょう。
起き上がりに出す技がクラークのSABだとどうでしょう。
中間距離で相手の行動を見たわけでもないのに出す大蛇薙は?
旧三すくみのJ防止技、J攻撃、足払いは?
新三すくみのJ攻撃早出し、J攻撃遅出し、下段対空は?
02レオナで飛び込みから相手の対空技を予測して出すVスラは?
マチュアでクーラの弱レイスピンをガードして出す弱ノクターナルライツは?
相手のジャンプ攻撃をガードしてコマンド投げを入れ込むのは?
庵の屈みDは?
表クリスの弱ハンティングエア先端当ては?
どれも全部ぶっぱなしだお( ^ω^)という人は少ないと思います。
なんなんですかねー、『ヒットするかどうかが不明確』という定義だけだと他の「暴れ」や「ジャンプ防止」や「牽制」などと被りまくってしまうんですよね。だからといって、『不利な状況で繰り出す』や『防がれるとリスクが大きい』という定義も、必ずしも合っているわけではないですし。
『自分から仕掛ける場合』はあまり「ぶっぱなし」とは呼ばれないですが、例えばセスなどですかしジャンプ~着地モロテなんかは明らかにぶっぱなし臭いですしね。
ちなみに、自分は、「ぶっぱなし」と「読み」は別の概念だと思っています。
つまり、「読みありのぶっぱなし」と「読みなしのぶっぱなし」があるってわけですね。
隙をフォローできる起き上がり無敵技もぶっぱなしには違いないと思っています。
そして、「ぶっぱなし」自体について悪感情はありません。特にKOF2000やKOFXIでの起き上がり無敵技などはそれが当然の選択肢ですしね。02キムの起き上がり強飛燕斬も、成功時は受け身不能ダウンまで奪えるため、そこから一気に殺せる場合も多いですしね。リスクリターンの割合としても合っていると思います。
うーん、難しいですわ(・ω・)